<   2013年 10月 ( 10 )   > この月の画像一覧   

最近みた映画のこと   

セールでレンタル半額な時に
チャレンジャーな私は
なんとなく手にとった映画を借りるのですが
ここのところ結構な確率で、トルコとかギリシアとか
その当たりの題材か
ナチ占領下のフランス
不思議とそんな映画が多いです。

今回借りてきた
「タッチ・オブ・スパイス」
タイトルの平和そうな感じで何も考えずに借りてきたのですが
トルコとギリシャの間の対立問題がテーマ。
民衆の視点に立つと、没収、強制退去など、
なんとおどろおどろしい強権な時代があったのかと
何も知らなかった自分を猛省しました。

「バティニョールおじさん」は、ナチ占領下のフランスのお話。
フランス映画らしく、コケティッシュにテンポ感もあり
ドイツ映画と違って、そのものずばりのリアリティーは見せずとも
ニュアンスだけで十分伝わる、当時の緊迫感。
少し前にみた「サラの鍵」
ナチ関係やヒトラー関係の映画は数々見てきましたが
全く知らなかったフランスの占領下時代のできごと
占領しているものから強制される
その屈折した狂気、衝撃的でした。
それに比べると、まだ「ニューシネマパラダイス」的に
主人公に、臆病で慎重ながらも肝が据わった明るさと人への優しさがあって
何とか救われた感じです。

アフリカの、もう数え切れない民族問題も
知らない、知りえない自分が情けないことがあります。
きっかけは、また偶然手に取った映画
おじいさんと草原の小学校

学べるということは、単純な権利ではなく
もっと守るべきもの、安全に暮らしている私たちが
何かを割いて、世界の子供たちにその場を作るべき
そしていくつになっても学べるという、可能性を否定しないこと
こんな優しいタイトルなのに、内容は衝撃的でした。

もう、血が流れすぎです
この世界
そして、しらないことが多すぎます
きれいじゃないこと、苦しいこと、痛いこと
どないしたらエエのんかしら…
[PR]

by miyumayu27 | 2013-10-30 20:00 | 本と映画のこと

再び…eskapi   

そして、やはりまた
でも、必須条件的に
寄ってしまうのです、eskapiさんへ。
a0118723_22105816.jpg


jajoukaからeskapi、この黄金ルート。
なんともシックリくる、自分の中の何かとこの場所の「親和」。
a0118723_2211336.jpg


朝から食べ続けすでにお腹イッパイ、さっきクレムカラメル食べたよね
と思いつつ、
ついつい頼んでしまう
だってだって、食べたかった「かぼちゃのプリン」
a0118723_22111356.jpg


プリン、というか、かぼちゃLOVEな人はメロメロになりそうな
直球かぼちゃ。
そっくり親子のように、イイトコどりに似た関係。
かぼちゃの甘さ、あの食感。
滑らかだけど、最後に少し舌先に残る
微かなかぼちゃの感じ、
かぼちゃのポタージュで私が大好きなあの感じ
うふ、最高♪
メープルつけなくても、かぼちゃの甘さが優しくて十分甘いのだけど
メープルつけると、デザート感がUP。
というか、少しヨソイキな表情になる。
惜しい、3つぐらい食べたい。
ボールで食べたい(笑)
で、この横にチョこっといる
小さなかぼちゃのクッキー。
どーなんですか、これ、もー
タマリマセヌ。

私はいつも甘いものは紅茶な、根っからのお茶党ですが
a0118723_22111882.jpg


コーヒーを大切にしているお店で食べるおやつは
コーヒーが前提なので、コーヒーとあわせるのがオイシイ理想形。
その家の食べ方の流儀みたいなものね(笑)

この日はまた沢山お菓子も頂いちゃって
誠にこんなに幸せなことがあっていいのかしらと
そんなことを思う
健康診断明けでよかった、食べれるって幸せ(笑)

で、この後実は、とあるトコでまたケーキ二個食べたのは
ナイッショ(笑)

さて、次はいつ行こうかなー
次は何を食べようかなー
いつもごちそうさまです!ありがとうございます!
[PR]

by miyumayu27 | 2013-10-26 20:00 | カフェのこと

タイ グリーンカレー@アオゾラ in 京都   

とある、青空過ぎる青空の日
京都に行く用事があったので
アオゾラ繋がりで、百万遍の「アオゾラ」さんで
a0118723_237655.jpg

タイカレーを頂きました。
a0118723_2365731.jpg


まだまだ暑い、何故かまだギラギラした青空を
切り取るように窓から眺めつつ
グリーンのココナッツのヤツ。
a0118723_2333595.jpg

a0118723_2335876.jpg


オイシイ、辛さが足らんので、ババンと足す(笑)
昔はね、タイ料理苦手だったんです。
そんなことを思い出しました、素朴な店内で。
a0118723_2332660.jpg


トムヤムクン食べると、絶対ジンマシンできた。
そのころはカラムーチョ食べてもジンマシンできてたので
何かが体質にあってなかったんだろうと思うのですが。
数年前、「タイ料理が食べたい!」とリクエストがあって
恐る恐る本格タイ宮廷料理的なレストランに行ってみて
タイ料理の美味しさに開眼!
(とはいいつつ、トムヤムクンはその時は一応パス(笑))
今では全然ジンマシンもできなくなりました。
その前にインドネシア料理とかマレーシア料理とか
助走つけてたのもよかったのかも(笑)?

何事もなかったのように食べれるし、おいしいし、実に快調。
というか、グリーンカレーが病みつき。
昔は全然好みじゃなかったのに、今やむしろ懐かしさも覚える(笑)
なんなんでしょう、この変化?
進化か、老化か(笑)

しかし、当時一体何が悪かったのかしら…未だにわからん。

というか、今カラムーチョ食べてもジンマシンでるかな…
最近ますますスナック食べる気しないので、どっちでもいいという話だけど。
[PR]

by miyumayu27 | 2013-10-25 20:00 | お料理のこと

夢の中へ   

大人になると

夢は見てるけど、夢なのか希望なのか
したいって言ってても、いつの間にか
しなきゃになってたりとか
とかく、紆余曲折。

ホントはもっとシンプルに
あちらからやってくるのが


子供には自由に夢を
自由は放任でもホッタラカシでも無責任でもなくて
有る枠内での選択権をあげること
なんでもかんでも自由なら、動物と同じです。
と、最近電車に乗ってると、チト思う。
叱ることができない…んですね。

まま、それはいいとして
良い夢を見ましょう。
a0118723_2246158.png


http://heartanddesign.blogspot.jp/2011/02/childs-play-by-yusuke-suzuki.html
[PR]

by miyumayu27 | 2013-10-24 20:00 | 日々のこと

タジン・モロッコ@jajouka   

ずっとずっと
行きたいと思っていた場所
ある日グッと来て、会いたいと思っていた料理
ひょんなご縁が繋がって、お邪魔してきました。
京都のjajoukaさん。

モロッコ料理とフレンチのお店。
a0118723_2310171.jpg

フランスにいるモロッコ系移民なイメージ。大好きなコンセプト。
夜は中々自由がきかない私ですが、最近ランチのサービスが始まり
しかも私のようなフーテン1人イキナリ行動派でもOKとなった・・・のですが
この日は私にお付き合いくださる方がおりまして…
最近大大大好きな、eskapiの店長さん。
お店の仕込を前日から頑張ってくださって、開店前に付き合ってくださるという
なんともありがたい…ものすごく貴重な体験です。

で、イッポイッポと高まる気持ちを抑えつつ(嬉しすぎてテンションはすでにかなりヘン(笑))
ずっと開けたかった扉を開けました。
あー、こういう空間だったんだ…
a0118723_23102542.jpg


ずっと見たかった空間、私の好きなものがイッパイイッパイある。
a0118723_23111976.jpg


eskapiさんにも沢山あるのですが、また違ったモノがザクザク。
お宝の山のようです…遊牧民がたどり着いたオアシス桃源郷。
そうそう、料理。
前日まであれこれとネットで眺めていたんですが、優柔不断でクイシンボウな私に
決められる訳はないのですよ、しかも一年越しぐらいのマンマンさ。
ということでeskapiさんにセレクションはほぼお任せ。
a0118723_23102883.jpg

前菜のモロッコ風サラダ、
モロッコ、行ったことないけど、懐かしい味。
ドイツで他の国の料理ばっかり食べ漁ってた私の思い出の味(笑)。
a0118723_23103236.jpg


ベルベル風オムレツ、スペイン風オムレツに近いのかと思ってたのですが
もっとトマトのジューシーさがグッときて、深みのある味わい
薄めなのにフックラしてるんです…ふわっと立ち上がったような食感。不思議。
でもスペインって確かベルベル人に攻められてた時期あったもんな…
食ってそういうことで繋がってるのですよね、歴史を学ぶとそういうつながりが楽しい。

で、これがずっと食べたかったタジン!
a0118723_23104425.jpg

a0118723_23103628.jpg

この日は二人連れなのでメインはニ種
牛肉とカリフラワーのタジンと鶏肉とレモンコンフィのタジン。
そう、これですこれ、ずっと食べたかったレモンコンフィのタジン!
コフタも食べたいのですが、やっぱりレモン!

a0118723_23104891.jpg

食後にクレム・キャラメルと
a0118723_2311381.jpg

モロッコのカフェオレ「ノスノス(半分半分って意味らしい)」
合間にeskapiさんのお話を沢山伺うことができて、もう盛りだくさんてんこ盛り盛り。

思わぬ出会いとご縁から始まった、この一時。
時間、場所、人、食べること、感じること、なんかすごく色んなことに感謝できた
そんな時間でした。

ごちそうさまでした!ありがとうございました!
[PR]

by miyumayu27 | 2013-10-23 20:00 | お料理のこと

栗の子@喜久屋さん   

以前からずっと気になっていたけど
「すぐに持って帰って、できるだけ早く食べて」とか
「要冷蔵、取扱注意」とか
なんせ取扱を厳しく言われるらしい・・・
ってなことでこちらの体制が整わず
しかも…遠い・・・ので
昨年の秋には知っていたけど
中々買えずにいた、行けずにいた
喜久屋さん
に満を持して行って参りました。

涼しくなったし、ちゃんと私の予定にあわせて(笑)
a0118723_2363169.jpg

わら天神側、ものすごく素朴な外観のお店。
ビニールの庇が傾いているのもご愛嬌(笑)
外から、名物の一つ「れもん(の葛湯)」の
スキッとしたレモンの香り…いかん、買ってしまいそう・・・
a0118723_2365710.jpg

(この日は甘いもの食べすぎ&買い過ぎなので、予定外のアイテムはガマンの日なのです)
商品名がビシビシ貼ってある古いガラスのサッシ扉をカラカラと開けて、
「すいませーん」と呼ぶと、中から名物お婆ちゃん。
このお婆ちゃんが先代から引継いで炊いてはるのが
ここの看板の餡の味。
誰もが炊ける味じゃないがゆえに、そんなに分量も作れないので
前日までに要予約です。
優しくキリっとした、いかにも和菓子屋さんの方
年季を感じる動き、包装とか全部がシュッシュッと音がする感じ。
そして目的のモノは入口の冷蔵ケースにいてました。
a0118723_2364812.jpg


「栗の子」10個入り1パック1950円です。
餡好き&栗好きにはたまらない
a0118723_2341797.jpg


ホンマに素朴な感じです。
しっかり絞っているように見えて、絶妙にほどける漉し餡。
そしてなんともホクっと柔らかく炊けている、
しかも絶妙な甘さの栗。
歯が入るような入らないような、優しい食感。
くろもじ入れるとシュカっと漉し餡独特の感触があるんだけども
口に入れるとホコっとほどけていく。
おいしー
何個でも食べれそう…

でも、これが和菓子の怖いところ。
作ってると分かるんです、これがナンボほど砂糖使ってるか。
キャー

また危険なアイテムを見つけてしまいました。
幸いなのは…遠いこと(笑)
私の普段の行動エリアからはかなり遠い
が、私の好きなエリア鷹峰への通り道…あぶない…
ともかく、本当に美味しかったです。

そら、もっと衝撃的にオイシイ和菓子もありますが
この「いつも安心」な位置の和菓子が大切なんです。
私にとっては、出町ふたばの豆餅とか、阿闍梨餅がそんな存在。
ということで、「栗の子」
今年のシーズンに行けるかは分かりませんが
多分、いや絶対、また買いに行きます。
[PR]

by miyumayu27 | 2013-10-22 20:00 | おかしのこと

ブログってね   

イベント事
全部に当たってるわけではないですが
先日来のあまから手帖さんと大阪ガスクッキングスクールさん共催のイベント
瓢亭さん、辻調の畑先生、この高倍率のイベントに勝ち抜き
そして、先週の大阪ガスさんのfacebookオフ会、「神戸ブタマンサミット」のプレイベント
で、念力で当たったと思われますが、大ファンの大原千鶴先生のレッスン
信念一力、ちゃんと当たりました(笑)
先生のレッスンは…4回目でしょうか。毎回目からウロコというか、目が落ちるぐらいの
衝撃段取り術の数々、これまで母に習ってきた「我が家の常識」が一挙に崩壊…(笑)
ま、それぞれの家庭のマイルールがあり、ウチの台所は母のマイルールがありますんで
合理的であろうとなかろうと、もうこれはその際、それが秩序。
混沌としてても、平和ならそれでいいよね、多分。

しかししかし、これまでの、大原先生のレッスンやワークショップのことも
そういえば書けていない。
というか、ここしばらくのイベント、レッスン、ワークショップ
山盛り参加しているんですが、どれ一つとしてアウトプットできてない。
インプットはせめて出来てると思いたいですが、アウトプットができるようになって
初めて自分の中で整理ができているということなら、それはまだまだ。
書ける時間がない、とも言い切れない。
書こうと思えば、多分何かしら書ける。
何をどこまで書きたいか、書くことに何の意味があるか
そんなことを漠然と思ったりするのですが、そもそも意味を求めると
私のお友達のアルファブロガーの方々のブログじゃなくて、
超弱小な私のブログなんて、ねぇ。書けないよな…と。
日常のちょろっとしたことは、facebookで足りてたりするし、
でも、ブログで私の安否確認をしてくれる人もいるんだとわかって
自分の中でのブログの位置づけ、ちょっと考え中。
全部を思い切って書けないけど、伝えるには思い切って書きたい(笑)
ほーら、ここでも欲張りね。
[PR]

by miyumayu27 | 2013-10-15 21:15 | 日々のこと

谷口カレー   

先日
ちょうど大阪に出る用事があり
お昼時だったので、ちょっと足を延ばして中崎町のエリアへ。
お目当ては、月曜しか食べられない(いや、最近は木曜も別の場所で食べれるそうですが)
谷口カレー
a0118723_22562449.jpg


近辺に20分前に到着すると、ここかなと思う場所に壁にへばりつくように短い列。
a0118723_22555374.jpg


私の前に6人。うーん、2巡目かなぁ…
12時の開店でお店に前の人たちが吸い込まれ、私の目の前で
「ちょっとお待ちください」と引き戸が閉まる(笑)
まぁカレーなので、ラーメン同様回転が比較的速いのが幸い。
お姉さん2人連れ、おっちゃん2人連れ(といいつつ、意外と私より年下かも)、カップル一組。
一番早く出てくるのはいかにもカレーをカキコミそうなおっちゃんたちだろうと
「早よ食えー」と念じていたのですが、15分後にガラっとドアを開けてでてきたのは
オッチャンたちではなく、スラっとカッコイイお姉さん2人。
多分…よく来てる人でしょう。「やっとこれたー」って堪能しなくても、サラっと食べれちゃう(笑)
メニューが1本なので(この日は牛すじカレー)、座ると「辛さはどうしましょう?」と聞かれ
a0118723_2256860.jpg


あとは大盛りにするかどうかのチョイスだけ、数分でカレーが出てきます。
私はオススメの「ちょっと辛め」。
a0118723_22561575.jpg


確かに、辛すぎず、でもホドホドにスパイシー。
サラっとしたカレーで、お野菜とお豆腐がコロコロ。
カレーの味がシュンシュンに沁み込んだダイコン、初めて食べました(^-^)
あっさりとしてて、体が喜んで吸収しそうな
舌と脳には複雑、体には単純なカレー。心と身体に絶妙なバランス。
美味しかったです。ごちそうさまでした!
[PR]

by miyumayu27 | 2013-10-08 20:00 | 食べること

あおおにぎり   

先日京都にて、前から気になっていたお店というか
リヤカーに出会いました。
「青おにぎり」さん。
http://www.aoonigiri.com/
以前からこだわりのおにぎりをリヤカー販売されていて、現在は実店舗もありますが
やはりお兄さんが屋台で売られているのが、「っぽい」なと。
a0118723_10465322.jpg


なじみのお客さんが声をかけては買っていき、その姿をみて、他の人も買っていく。
昔懐かし豆腐屋さんみたいな(笑)
私の前のお客さんはイロイロとチャレンジャーなアイテムを買っておられましたが
私は、続いて食べたいものもあったので、一番グっときた「ふき山椒」にしました。
ちょうど新米が始まったところで、今年の新米初実食がお兄さんのおにぎり。
ほわっと絶妙の握り具合。おにぎりを齧るんじゃなくて、「噛む」、
歯がスッと入って、ご飯がほどけていく、そういう感覚。

a0118723_1046268.jpg

a0118723_10455040.jpg


いい塩梅としかいいようのない、塩加減。新米の甘さというか
まだまだ水分を抱えているネットリした感じが歯に伝わって、オイシイ!
久しぶりにお米の美味しさを、たった一個の小さめのおにぎりで堪能いたしました…
伺うと、お兄さん、実は西宮というか神戸エリアのご出身。
大学から京都でそのまま…そういう方って京都で店舗を構えている若い店主さんに多いですね。
とっても素敵だなぁと思います。

私もかるーく農業というか植物に嵌っているので、そんなお話で盛り上がりました。
京都で神戸の田舎の話をすることになろうとは(笑)

これからはね、第一次産業というか農林水産だと思うのです。
ずーっと太古の昔から日本を支えてきた産業。
衣食住の充足なくしては、国は成り立たないのです。
食べて寝ないと人間暮らせないですし。
大地と海があるから、人は生きていられるわけですから。

もっともっと、産業としてシンプルに、造り手が頑張れば頑張るほど儲かる。
農協やら、訳のワカラン財団法人が途中でチョロマカシできんような
一般的な競争原理が、ちゃんと生きるような
そんな産業構造になってくれるように祈ります。
[PR]

by miyumayu27 | 2013-10-06 20:00 | 京都のこと

海文堂 LAST   

長く一所に暮らしていると、
変わらないものもあれば、変わりゆくものもあります。
故郷神戸の、浜焼けしたレンガ色と大理石色、ツヤツヤとしたニスの色の街並み
それもまた、ジグソーパズルのパーツを入れ替えるように
古いものがポコッと外れ、新しいものが嵌っていく。
その変化が神戸を元気にしてくれるならよいのですが…

先日、9月の最後の日
神戸の街から、また懐かしい灯が消えていきました。
海文堂書店、祖父の代から通い続けた懐かしい書店が
閉店しました。
海文堂という名のとおり、全国でも珍しい海事に関する専門書籍を手厚く備え
海図やら船舶関係のグッズ、船の大きなポスター
インクと仄かな潮の香りのする、まさに神戸らしい書店。
元々本屋は小さい頃から大好きな場所ですが、祖父が特別な本をとりにいくので
幼心にも他の書店よりもアカデミックな感じ。
祖父に連れられていくと、すごく特別な大人な気がしたものです。

物心つくかつかないかの頃から、祖父に連れられ船の竣工式や処女航海のセレモニー
小さな私の記憶に残る、見上げた空にサワサワとたなびく紙テープのシャワー
造船華やかなりし頃からの神戸の栄枯盛衰を、祖父、叔父、私と三代にわたり肌で感じ
蛙の子は蛙といいますが、いつの間にやら私も海運の世界に。

そんな老舗書店には、例えば私の大好きな高田郁先生が
学生時代にバイトをされていたということで、何度も先生のサイン会があって
先生の直筆イラストの色紙が何枚も飾られ、大好きな成田一徹さんの切り絵作品が飾られ
いつもとても特別な空間でした。

閉店直前に催された成田一徹個展ももちろん足を運びました。
半泣きで懐かしの我が母校のロンドン塔の原画を5センチの距離でガン見。

そして、最終日。
仕事終わりに立ち寄ることが出来なかったので、
せめて一目一歩と、昼休みに自転車をかっ飛ばして行きました。
少ししかいられなかったけど、懐かしい空気を吸い込み
祖父と歩いた店内を眺め、天井を見上げ
成田さんの作品集と、ずっと壁にかかっていた海図を買って
ありがとうと頭を下げ、かえってきました。
あのあと、何ができるのかわからないけど
できるなら神戸らしいもの、他にないもの

https://www.youtube.com/watch?v=mhmqXfz30Zo
最後の日の様子が、youtubeで公開されています。
懐かしい思い出のある人、是非チェックを。
[PR]

by miyumayu27 | 2013-10-05 20:00 | 本と映画のこと