琥珀流し 4月5月   

気がつけば時は流れて、もう五月も半ば。
ヘンに涼しい春だったので、季節感もよく分からないまま
何となく初夏な雰囲気。
桜が咲き始めると、そわそわそわ。
それは真摯に桜そのものを求めているから
と同時に
桜色のお菓子に呼ばれるから。
とはいいつつ、イチゴのお菓子でも書いたとおり
桜のお菓子って言われましても
桜そのものにそれほどの香りがあるわけでもなく
朝か夕にそよそよと風に運ばれて控えめに香りがするもの。
桜の香りって言われて、すぐに「こんな香り」って思い出せる環境にいる人もすくないかと。
おそらく一般的に思い浮かべられる桜の香りって、
桜餅の香りじゃないかなと思うのです。
ということで、桜ロールやら桜クッキーやら桜マカロン的なものには
さほど興味がなく(だって香料&抽出物メインだし)
もっぱら桜餅
そして、そう、4月
琥珀流しの一年が始まる月、幕開けに相応しい桜蜜の琥珀流し
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桜餅の桜の葉っぱだって今年生えた葉っぱではないし、
桜蜜だってそら抽出物だけども、
この二種は私にとっては特別なのです、春の使者なお菓子。
フルフルホロホロと解け崩れてしまうような、絶妙の柔らかさの寒天。
栖園さんでは「腰抜け寒天」と呼んでおられるようですが、
月々の季節を閉じ込めた蜜と一緒に金色の匙で
ツルンと口に掬いいれると
カタチはあっという間にほどけて、微かな食感と一緒に
スルスルと喉をすり抜けていく。
このなんともいえない、絶妙の具合。
ああ、日本人でよかったと思います。
5月は抹茶小豆。新茶の季節です。
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琥珀流しファンですが、全種類何度でも食べたいってことでもなく(笑)
来月の6月、梅酒蜜でいよいよ一周コンプリートとなります。
ほぼ一周コンプリートしてみて、リピートしてもいいなと思うのは
4月桜蜜
8月ひやしあめ
9月ぶどう
12月黒豆
ともかくともかく、6月、来月の梅酒蜜が楽しみです。
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by miyumayu27 | 2013-05-21 20:00 | おかしのこと

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