和の心
2013年 05月 02日
昔々
雑誌の特集で
女子は30代後半になると、歌舞伎やら日本の伝統文化に傾倒するようになる!
ってな記述を読み、そんなひと括りにされてもねぇ…と当時は思ったのです。
が、今自分がその年代になり、冷静になってみると
妙に物心ともに地産地消というか、そのトレンドに嵌っているわけです。
歌舞伎は中々手が出ないけど
和食、和菓子、民俗学、祭り、その他、昔から歴史好きだったのも手伝い
年齢的に、自分を形成している物、造血細胞やらなんやら
ともかく自分を形成してきた物に自然と回帰するのかしらん。
そうでなくても、海外にいると、自分のナショナリティとアイデンティティを問われるゆえに
自分の「骨格」をなす、食生活や慣習、文化、歴史に興味がいく。
自分を育ててくれた文化や国を、自分の言葉ではっきり説明できないときがあって
自分の軸がないことをつきつけられるようで、
ガツンと殴られるように恥ずかしかった。
日本にいないことによって、日本を意識する。
祖国を離れることで、祖国が自分のフレームであることを強く意識する。
帰国して、貿易会社でバイヤーとして働き始めてから
海外からのお客様をおもてなしする際に、料理を説明する機会が増え
日本料理、日本の食材を学んだし、
京都をご案内する機会があり、それまで近くて遠かった京都について学んだ。
散々フランスやー、イタリアやーと、海外に向いていた目線、思考が、
行き着くところに行き着いて、いつの間にやら反射して
気がつけば、自国の文化や歴史へのまなざしとして戻ってくる。
そんなもんなのかな…とか。
輸入品のバイヤーとして、地産地消は劇薬。
だって真逆なんだもの。フードマイレージの対極なんだもの。
やばいなー、まずいなー
そんな中間点にいる、そんな気がします。
雑誌の特集で
女子は30代後半になると、歌舞伎やら日本の伝統文化に傾倒するようになる!
ってな記述を読み、そんなひと括りにされてもねぇ…と当時は思ったのです。
が、今自分がその年代になり、冷静になってみると
妙に物心ともに地産地消というか、そのトレンドに嵌っているわけです。
歌舞伎は中々手が出ないけど
和食、和菓子、民俗学、祭り、その他、昔から歴史好きだったのも手伝い
年齢的に、自分を形成している物、造血細胞やらなんやら
ともかく自分を形成してきた物に自然と回帰するのかしらん。
そうでなくても、海外にいると、自分のナショナリティとアイデンティティを問われるゆえに
自分の「骨格」をなす、食生活や慣習、文化、歴史に興味がいく。
自分を育ててくれた文化や国を、自分の言葉ではっきり説明できないときがあって
自分の軸がないことをつきつけられるようで、
ガツンと殴られるように恥ずかしかった。
日本にいないことによって、日本を意識する。
祖国を離れることで、祖国が自分のフレームであることを強く意識する。
帰国して、貿易会社でバイヤーとして働き始めてから
海外からのお客様をおもてなしする際に、料理を説明する機会が増え
日本料理、日本の食材を学んだし、
京都をご案内する機会があり、それまで近くて遠かった京都について学んだ。
散々フランスやー、イタリアやーと、海外に向いていた目線、思考が、
行き着くところに行き着いて、いつの間にやら反射して
気がつけば、自国の文化や歴史へのまなざしとして戻ってくる。
そんなもんなのかな…とか。
輸入品のバイヤーとして、地産地消は劇薬。
だって真逆なんだもの。フードマイレージの対極なんだもの。
やばいなー、まずいなー
そんな中間点にいる、そんな気がします。
by miyumayu27 | 2013-05-02 20:00 | 日々のこと