コイスルサクラ   

「混んでる時期の京都には近付かない。」
長くあった、私の京都との不文律な付き合い方。
未だにある意味ではそうですが、大分京都にも慣れ
人込みを回避する方法も少し分りました。

がですね、二年前、大震災のあと
神戸で震災を経験し、あの東北の光景を目の当たりにし
自分の中に閉じ込めていた恐怖が顔を出し
揺り戻しと少々戦いがあったあと
「人生、いつ何があるかワカランし、やりたいと思ったことはやってみよう」と
初めて京都に桜の時期に足を踏み入れた私。
その年の春、私は多分、「恋」をしたのです
1本の桜の木に。
京都には驚くほど沢山の花の名所があり
もっと古くて、もっと由緒があって、もっと高貴な木も
京都には数多あるのに、まるで魂を掻っ攫われたように
私はあの木を見上げていた。
私の中で唯一無二のサクラ
名前の通り「ふたつとない=不二」の存在。
東寺の「不二桜」
JRのCMに出てくる、あの「方」です。
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私が見たくてたまらない、東北の桜だというのもあるかもしれません。
1人、故郷を離れ、至宝東寺にスッくと立つ孤高の姿。
何故かたまらなく、切なく懐かしい気持ちになる
そんな桜です、私には。
去年も、今年も、会いに行ってしまいました。
多分、来年も、京都に足が届く限り…
不二の姿を見に、私は行くでしょう。
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今年はできれば東北へ行きたいなぁ…
憧れの弘前の桜に会いに。
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by miyumayu27 | 2013-04-14 20:00 | 京都のこと

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